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Hollywood News – ハリウッドニュース

境界線超え、エミネムのトランプ批判にセレブも支持表明

エミネム

トランプ大統領の批判をフリースタイルで見せたエミネムにセレブ達も支持表明
(c)Imagecollect

人気ラッパーのエミネムがトランプ大統領への強烈な批判を動画で発表後、各界からの反応はまだ続いている。

巧みなスキルで即興のライム(韻)を聞かせる「フリースタイル」は、エミネムの代名詞。2003年に公開されたエミネム主演の映画『8 Mile』では、彼が演じる主人公がフリースタイルのラップバトルに挑むシーンが話題になったが、現実社会で彼が挑んだバトル相手は大統領だった。

エミネムは現地時間10日に、「ホワイトハウスには、ホロコーストの大虐殺を起こしかねない神風が吹く」「人種差別だけが彼の唯一の特技」「銃規制の議論から話題をそらすためにNFLを口撃」など、あらゆるイシューを盛り込んだ約4分半の動画を公開。移民政策、人種差別、銃規制、税金、NFL選手への侮辱発言…並べたらエミネムの怒りにも納得できるほど問題は山積だ。事実、この動画が公開されるとすぐに多くのセレブがSNSで賛同を表明した。

フリースタイルの中でも名前が挙がったNFLのコリン・キャパニック選手は真っ先に感謝の気持ちをツイート。キャパニック選手は試合前の国歌斉唱の際に、近年続いた警察官による黒人への暴力に抗議するため国歌斉唱を拒否。彼に賛同する選手が増える一方でトランプ大統領は選手たちをクビにするよう発言していた。エミネムは動画でそこに切り込み、「こんなに悲惨な事件が続いているのに話題そらしのためにNFLを口撃した」と、問題解決に取り組まない大統領を批判し、キャパニック選手に敬意を表していた。

プロスポーツ界からは他にもNBAのレブロン・ジェームズ選手がリツイート。拳を上げる絵文字付きだ。エミネムと同じベテランラッパーのスヌープ・ドッグもユーモラスな絵文字でリツイート。テレビ界からは国民的人気司会者のエレン・デジェネレスがハートマーク付きで全面支持を表明し、24万近い「いいね!」を得ているほか、ジミー・ファロン、スティーヴン・コルベア、ジミー・キンメル、セス・マイヤーズ、イギリス人のジェームズ・コーデンといったアメリカ国内において影響力の高い超人気司会者たちが続々と、それぞれの番組内でエミネムの主張に触れた。

ここまでエミネムの大統領批判が話題になった理由は、この動画の最後で彼がファンに放った一言が大きいだろう。エミネムは、「大統領を支持してる俺のファンがいたら、俺が境界線を引いてやる。俺か奴か、どちら側に立つかを選べるようにな」と迫ったのだ。実はエミネムファンの大多数は白人の貧困層と言われており、それはトランプ大統領の支持層と重なっている。事実、今回のことで「もう彼の音楽は聞かない」といった声もネット上に溢れた。

ファンを失ってまで自らの主張を示したエミネム。そのエミネムに賛同したセレブ達も少なからずファンを失っているかもしれない。しかし、またそれぞれに別の支持者を獲得したのも事実だ。ヒップホップファンであろうとなかろうと、アメリカの文化を愛する一人としてあなたは線のどちら側に立つだろうか。

文:つれ しろこ

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