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Hollywood News – ハリウッドニュース

アフロでキュートで超絶技巧、グラミー新人賞のエスペランサって?

エスペランサ・スポルディング

ジャズとしてはノラ・ジョーンズ(2003年)以来となるグラミー賞最優秀新人賞を受賞したジャズシンガー、エスペランサ・スポルディング

ジャズ系ベーシスト&シンガーのエスペランサ・スポルディングが、第53回グラミー賞の最優秀新人賞を獲得した。

大きなアフロに小柄でキュートなルックス、超絶技巧のウッド・ベースを弾きながら歌う女性シンガー、若干20歳で名門バークリー音楽大学の最年少講師を務めた天才、あるいはファッションブランド“バナナリパブリック”のモデル、など彼女を形容する言葉は多彩だ。

1984年、米オレゴン州ポートランド生まれの彼女は、片親で経済的に不利な状況の多言語家庭で育った。子供時代は体が弱く長期に渡る療養で学校に通えず、自宅で勉強せざるを得なかった。そのため、彼女は従来の学校システムの中での教育になじむことができなかった。

そんな彼女にとって、音楽は理にかなっていた勉強だった。4歳のときに、クラシック・チェリストのヨーヨーマを見て、それから1年の内に自分でバイオリンを弾けるようになり、コミュニティー・オーケストラのオレゴン室内楽クラブでバイオリニストとして10年所属し、15歳になる頃にはコンサート・マスターの地位に昇格していたという早熟さだ。

ベースに道を見つけた彼女は、16歳の時に高校を中退し、GED(大学入学資格検定試験)と奨学金でポートランド州立大学の音楽科に入学。さらに20歳になった2005年には、学院史上最年少の講師として活躍するようになる。

バークリーでの数年を通して、彼女は自らのネットワークを広げ、ピアニストのミシェル・カミロ、ヴィブラホンのデイヴ・サミュエルズ、ベーシストのスタンリー・クラーク、ギタリストのパット・メセニー、歌手のパティ・オースティン、そしてサックスのドナルド・ハリソンとジョー・ロヴァノなどそうそうたるアーティストと一緒に仕事をするチャンスに恵まれた。

2008年のデビュー作は、ビルボードのコンテンポラリー・ジャズ・チャートに70週以上もランクイン。注目度が高かったアーティストだけに、獲るべくして獲った賞とも言える。その独特なライブ・パフォーマンスは、昨年の東京JAZZ2010で目にした人もいるだろう。ちょっと興味を持った人、まずは聴いてみよう。

●エスペランサ・スポルディング「チェンバー・ミュージック・ソサイエティ」
2010年8月11日発売 UCCT-1224 2,500円(税込)

文:ハリウッドニュース編集部

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