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Hollywood News – ハリウッドニュース

ホアキン・フェニックスが1日リンゴ1個の減量で得たものとは?

『ジョーカー』

© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”

孤独だが心優しかった男が<悪のカリスマ>に変貌していく衝撃のドラマをアカデミー賞常連の実力派スタッフ・キャストで描くサスペンス・エンターテイメント『ジョーカー』が10月4日(金)に日米同日公開。
第76回ヴェネツィア国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、今年一番の拍手喝采とブラボーの嵐と8分間のスタンディング・オベーションが巻き起こり、最高賞となる<金獅子賞>を受賞。

この度、ホアキン・フェニックスが、アーサーを演じるにあたり、1日にリンゴ1個という食事制限をして約24キロ(52ポンド)の減量をし、「あれだけの体重を一気に落とすと、本当に気が狂いそうになった」と超人的な力は持たないが予測不能の凶行で人々を戦慄させ、世界のすべてを狂わそうとするジョーカーに精神面でも近づいたと明かした。
「どんな時も笑顔で」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー(ホアキン・フェニックス)。彼の英雄も同然の存在であるトーク番組の司会者マーレイ・フランクリンをデ・ニーロが演じている。そんなデ・ニーロは、かつてアカデミー主演男優賞を受賞した『レイジング・ブル』では、実在のボクサーを演じるために肉体改造によりボクサー体型を造り上げ、後に引退後の姿を再現するため27キロも増量して挑み、『アンタッチャブル』では、頭髪を抜いて実在の人物に近づけるなど、ストイックな役作りを実践し、以来ハリウッドスターのストイックな役作りは“デ・ニーロ・アプローチ”と呼ばれている。

本作でアーサー=ジョーカーを演じたホアキン・フェニックスもアカデミー賞に3度もノミネートされた経験を誇り、近年の出演作『ビューティフル・デイ』(18)では、元海兵隊員という設定のため2カ月かけて脂肪も筋肉も蓄えタフガイへと変貌を遂げ、見事カンヌ国際映画祭では男優賞を受賞した。
そして、『ドント・ウォーリー』(19)では事故により、四肢麻痺になった実在の漫画家のジョン・キャラハンを演じるために後遺症のせいで、手首ではなく、腕を使って絵を描く仕草を研究し、車いす生活でのドアの開け方などを知るために、病院にも通って観察したという。
もちろん、本作の役作りでも24キロの減量で“病気説”が囁かれるほどの役作りを行った。
脚本と監督を兼任したトッド・フィリップスは「僕が描きたかったアーサーは、腹を空かした不健康な男。栄養失調の狼といったイメージだった」とアーサーという人物について分析する。
フィリップスのイメージ通りに減量したフィリップスは「これは自分でも予測しなかったことなんだけど、体の動きが変わるんだよ。あんなに体重が減ると、自分の体についての感覚が大きく変化するんだ。減量したことは、このキャラクターの動きにも、大きな影響を与えることになったんだ」と減量が役作りに大きく影響を与えたと明かした。

その成果としてヴェネツィア国際映画祭の受賞式でトッド・フィリップス監督が「ホアキン・フェニックス抜きでこの映画はありえませんでした」とフェニックスだか
らこそ、最高の名誉を受賞できたとスピーチすると同意した観客から盛大な拍手が巻き起こり、審査員の一人であるカナダの映画監督メアリー・ハロンもまた「フェニックスの素晴らしい演技に非常に感銘を受けました。映画祭のルールが無ければ彼は男優賞に輝いていたでしょう」と本映画祭の上位の賞はダブル受賞できないという規則が無ければ男優賞を受賞していたと称賛を贈られた。
「どんな時も笑顔で人々を楽しませなさい」という母の言葉を胸にコメディアンを夢見る、孤独だが心優しいアーサー。
都会の片隅でピエロメイクの大道芸人をしながら母を助け、同じアパートに住むソフィーに秘かな好意を抱いている。
笑いのある人生は素晴らしいと信じ、ドン底から抜け出そうともがくアーサーはなぜ、狂気溢れる<悪のカリスマ>ジョーカーに変貌してしまったのか?

監督・製作・共同脚本:トッド・フィリップス(『ハングオーバー!』シリーズ)
共同脚本:スコット・シルバー(『ザ・ファイター』アカデミー脚本賞受賞)
キャスト:ホアキン・フェニックス(『グラディエーター』アカデミー助演男優賞ノミネート)、ロバート・デ・ニーロ(『ゴッドファーザー PART Ⅱ』アカデミー主演男優賞受賞)、ザジー・ビーツ(『デッドプール 2』)ほか
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”

文:ハリウッドニュース 編集部

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