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カップリング上映決定、『キューブリックに愛された男』『キューブリックに魅せられた男』スタンリー・キューブリック没後20年特別企画

キューブリックに愛された男

キューブリックに愛された男
(C)2016 Kinetica-Lock and Valentine

映画監督スタンリー・キューブリック、没後20年を迎えた今も、世界に多大なる影響を与え続けている。
そんな彼の知られざる全てを異なるアプローチから描いたドキュメンタリー映画、『キューブリックに愛された男』(原題:S is for Stanley)と、『キューブリックに魅せられた男』(原題:FILMWORKER)が、11月1日より史上初のカップリング上映を行うことが決定した。

『キューブリックに愛された男』は、エミリオ・アレッサンドロ(キューブリックの専属ドライバー)の目を通して、神経質なキューブリックの生活様式、奇妙な出会い、動物に囲まれて過ごした日常、これまで描かれてこなかった、キューブリックの普段着の姿など、厚い2人の友情と共に浮かび上がるハートフルな仕上がりになっている。

また、今回解禁となったビジュアル(日本オリジナル)は、キューブリックの代表作のひとつ、『博士の異常な愛情』のビジュアルをオマージュしたもの。
爆撃機の代わりに大量のメモ書きが空を覆いつくし、後姿のキューブリックとエミリオが描かれたコミカルなデザインとなっている。

そして、『キューブリックに魅せられた男』は若き俳優レオン・ヴィターリが、『バリー・リンドン』の出演をきっかけに、個人的なアシスタントとして、無限とも思える監督キューブリックの雑事に追われていく過酷な日々が出演者、ライアン・オニール、R・リー・アーメイ、マシュー・モディーンら多彩な映画人たちの証言と共に描かれている。

今回解禁となったビジュアル(日本オリジナル)は、こちらもキューブリックの代表作のひとつ、『バリー・リンドン』のビジュアルをオマージュしている。
本作のレオン・ヴィターリと主人公バリーが重なり、キューブリックに踏まれているようなデザインとなっている。

キューブリックの没後、20年のメモリアル・イヤーとなる今年は、4月にはロンドンで大規模な「キューブリック展」が開催され、5月のカンヌ映画祭ではアルフォンソ・キュアロン監修による4K版『シャイニング』の上映が大きな話題となった。11月にはその『シャイニング』の40年ぶりの続編である『ドクター・スリープ』が世界公開を控え、ますます目が離せない1年となりそうだ。

【ストーリー】

「キューブリックに愛された男」
エミリオ・ダレッサンドロはイタリア系の移民。元々は才能溢れるレーシング・ドライバーとして、将来を嘱望されていたが、新天地を求め移住したロンドンではレーサーの職は得られず、タクシー運転手として家族と平凡な生活を送っていた。
1970年の雪の夜、ホークフィルムという会社からエミリオに奇妙な仕事の依頼が入る。「人ではなく、ある“モノ”を撮影スタジオに運んで欲しい」。悪天候に加え、その現物は車に積むには大き過ぎたが、エミリオはなんとか無事にスタジオまで送り届けることが出来た。映画に興味のない彼は、そこで何が行われ、直接の雇い主が誰かなど特に気にはかけなかった。後日、そのホークフィルムから「我が社の代表が挨拶したい」と連絡が入る。それがキューブリックとエミリオの出会いだった。
レーサーとしての実績を知っていたキューブリックは「あなたを自分の専属運転手として雇いたい」と申し出てきた。エミリオは快諾し翌日からアボッツ・ミードにある監督の自宅兼スタジオに通うことになった。30年に渡る2人の奇妙な友情はこうして始まるのだった…。

監督:アレックス・インファセッリ
出演:エミリオ・ダレッサンドロ/ジャネット・ウールモア/クライヴ・リシュ
2016年/イタリア/カラー/82分/ビスタサイズ/5.1ch (C)2016 Kinetica-Lock and Valentine

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「キューブリックに魅せられた男」
レオン・ヴィターリは有望な若手英国俳優。多感な時期に『2001年宇宙の旅』と『時計じかけのオレンジ』に衝撃を受けた、キューブリック監督の信奉者でもあった。その彼が全力で挑んだのが新作『バリー・リンドン』のオーディション。万全の態勢で臨んだ結果、見事に合格を果たす。撮影初日、初めて監督本人と会った瞬間「電流が走った」とレオンは回想している。撮影が進む中、監督の厳しい要求の数々にもこたえ、2人は次第に親交を深めてゆく。クランクアップの後、レオンの中に「キューブリックとまた仕事がしたい」という思いが高まり、有望視されていた俳優業からスタッフ側に転身。念願叶い『シャイニング』からキューブリック組に参加する。ダニー少年役のキャスティングを任され、その子役の世話から演技指導までを手がけ、早くも監督の信頼を勝ち取るレオン。この時からキューブリックは身の回りに無数にある、ありとあらゆる細かい用事や仕事を彼に任せ始める。
その量は常識をはるかに超え、レオンは24時間365日体制を強いられる。そして、監督から課せられるプレッシャーは次第に彼を肉体的、精神的に追い詰めていく…。

監督・撮影・編集:トニー・ジエラ
出演:レオン・ヴィターリ/ライアン・オニール/マシュー・モディーン/R・リー・アーメイ/ステラン・スカルスガルド/ダニー・ロイド
2017年/アメリカ/カラー/94分/ビスタサイズ/5.1ch (C)2017True Studio Media

文:ハリウッドニュース 編集部

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