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絵画のように美しすぎる美術が話題!アリシア・ヴィキャンデル主演『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』

『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』

ソフィアを演じたアリシア・ヴィキャンデル
(c) 2017 TULIP FEVER FILMS LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

絵画ファンとミステリーファンを熱狂させた世界的ベストセラー本を英国が誇る最高のスタッフ・キャストで映像化した『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』。本作は、「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という原作者の思いから生まれたベストセラー小説を『ブーリン家の姉妹』のチャドウィック監督と『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞を受賞したトム・ストッパードの脚本により映画化され、現在絶賛公開中だ。

ソフィアを演じたアリシア・ヴィキャンデルは「真珠の耳飾りの少女」をオマージュした衣装や、フェルメール・ブルーのドレスをまとい、清楚だが身の内に熱い想いを秘めた女性を体現している。ソフィアと恋に落ちる若く美しい画家のヤンには、『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーン。そのほか夫のコルネリス役にクリストフ・ヴァルツ、チューリップを栽培する修道院の院長役にはジュディ・デンチなどのオスカー俳優たちが名優の称号にふさわしい演技で観る者を物語へと引き込む。

10月6日から『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』が公開され、早くも「絵画から抜け出したような美しさ」「美しすぎて目の保養になる」と、本作の美術に着目した絶賛の声が多数あがっている。「我々は時代ものの映画を作っていたが、現代的な感覚でアプローチした。最も大切なことは、観客や俳優たちを360度当時の世界に放り込むことだった。時代ものだからといって事実に縛られたくはなくて、リアルで息遣いが聞こえ、さらに言えば臭いすら漂ってくるようなものを作りたかった」とジャスティン・チャドウィック監督が語るように、17世紀オランダの舞台を見事に作りあげている。息もつかせぬラブストーリーを演出するうえで、カメラを止めることなく移動して登場人物を追いたいという理由から、360度見渡せる世界を作る必要があったため、17世紀オランダの街並みを丸ごと作り、最終的には運河まで作ったという。また、本作はフェルメール世界へのオマージュに満ちている。窓辺で手紙を読む女性、鮮やかなブルーのドレス、女主人と女中の密やかな共犯関係、扉から覗き見するようなアングル、薄暗い室内に差し込む弱い光。よく見ると、絵画のシーンでは、オランダ黄金期の絵画によく登場する天球儀や頭蓋骨なども見受けられ、17世紀オランダの風俗が忠実に描かれる。それはまるで絵画から抜け出してきたような世界が広がっていて、どこを切り取っても美しい映像が残り、観る者を魅了する。絵画の世界が展開される様は、それだけで見応え十分だ。まさにフェルメール、レンブラントの絵画と同時代でこの時期の歴史に興味がある人にはお勧め。この美しさ、是非スクリーンで味わいたい。

■『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』
大ヒット公開中
配給:ファントム・フィルム
(c) 2017 TULIP FEVER FILMS LTD.ALL RIGHTS RESERVED.

文:神田 なぎさ

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