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Hollywood News – ハリウッドニュース

あの有名映画監督はどこに?スクリーンから消え様々な映像メディアへ

デヴィッド・フィンチャー

『ソーシャル・ネットワーク』(10),『ゴーン・ガール』(14)などを監督
(c)Imagecollect

映画の興行収入の低下、オリジナル作品が製作できない、など今ハリウッドだけでなくどこの国でもオリジナルの映画を製作することが難しくなっている。
しかし、監督たちは様々な映像メディアを使用し、自由な表現を続けているようだ。

映画ではキャラクターが描けない?デヴィッド・フィンチャー語ったドラマの魅力
『ソーシャルネットワーク』(10)や『ドラゴンタトゥーの女』(11)などアカデミー賞にノミネートし、日本でも多くの作品がヒットした名監督デヴィッド・フィンチャー。彼は『ゴーン・ガール』(14)以降、映画製作を行っていない。その代り、テレビドラマシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」や「マインドハンター」などを製作、そして監督、演出なども務めている。彼はあるインタビューで映画の決められた枠ではキャラクター達を表現することはできないと語っている。ほとんどの映画が決められた枠があり、時間がある。ロマンティックコメディーや不幸を描いたアカデミー狙いの映画か、夏のスーパーヒーロー映画しかスタジオ映画として作ることができないと、現在のハリウッドの映画体制に懸念を示しているのである。フィンチャーはキャラクターを描くために何話にもおよぶ構成ができるドラマに惹かれているようである。しかしフィンチャーは『ワールド・ウォー Z2』(2019年全米公開予定)。で数年ぶりにスクリーン映画のメガホンをとることになっている。

巨匠マーティン・スコセッシ、ついにweb映画へ!?Netflix作品製作
マーティン・スコセッシとロバート・デニーロの新作マフィア映画の製作がNetflix決定した。もともとはパラマウントピクチャーズが製作する予定であったが、スコセッシと長年チームを組み、製作していたパラマウント社長が退任したことにより、製作チームを再検討していた所、Netflix製作、配給が移行したようだ。となると劇場公開でなくNetflix映画となると思われる。スコセッシも昨年のアカデミー賞で長い歳月をかけ完成させた『沈黙 サイレンス』(16)がノミネートのみで終わり、現在のハリウッドの映画製作体制に懸念を示していた。

カンヌ映画祭で高い評価を受けた『オクジャ/okja』(17)やウィル・スミス主演で話題を呼んでいるSF超大作『ブライト』(17)などの映画がネット配信で公開となった。その裏にはネット配信、製作の方が製作費がたくさん出るとともに、劇場公開より、多くの人が目にするということがある。ネットのほうに映像媒体が移行しているということが映画の現状を示していると言える。何をもって映画というのだろうか。スクリーンで公開することだけが映画であるのか、今映画界は大きな変化の時を迎えているのかもしれない。

文:栗林 麻純

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