海外セレブのゴシップ・ファッション・映画・ドラマ・洋楽情報をお届け!

Hollywood News – ハリウッドニュース

アカデミー賞作品賞受賞候補!スピルバーグ監督がおくる、政治と記者の熱いバトル『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』

ペンタゴン・ペーパーズ

『ペンタゴン・ペーパーズ』(2018年3月30日日本公開)
(c) Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.

スティーブン・スピルバーグ監督作品で13度目のアカデミーノミネート作として注目されている『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2018年3月30日日本公開)。本作は、70年代のベトナム戦争の最高機密文書の報道をめぐり、政府の圧力に抗い報道の自由を守ったワシントン・ポストという新聞社の社会派ドラマになっている。今回は本作の手に汗握る熱い見どころをご紹介。

演技合戦!トム・ハンクスとメリル・ストリープの豪華共演
映画の主体となるのは二人のキャラクター、メリル・ストリープ演じるワシントンポストの社長であり、アメリカ新聞社初の女性発行人キャサリン。そしてトム・ハンクス演じるのは、キャサリンの部下であり、編集主幹のベン。本作はバディムービーと言っていいほどお互いに二人のキャラクターが影響を与えていく。ベンは報道のためであれば多少の荒々しいことをする問題児として会社では有名であり、キャサリンはいつもベンの扱いに悩まされる日々。しかしキャサリンは社長という立場でなく、ベンや他の部下たちの報道魂の熱さによって新聞社を守る本当の意味ということに気が付き始める。男社会である会社経営に弱弱しくも懸命に会社を守っていた彼女がベンとともに強い女性になっていき、政府に立ち向かう姿は清々しい。是非女性に見てほしい作品である。そしてベンも女性という立場で会社を守り続けていたキャサリンに尊敬の念を抱いていく。とにかくトム・ハンクスとメリル・ストリープの演技がとても安定している。本当に長年会社を支えてきた二人の友情がスクリーンの中で見事に表現されている。強い女性のキャラクターが多いメリルだが、本作は女性の弱さもリアルに演じている。胸打たれる彼女の演技にも是非注目してほしい。

スピルバーグ監督の盟友が大集合!?ハリウッド最高峰のスタッフ陣!
スピルバーグ監督が「今すぐとらなければならない」と映画権を獲得後すぐに製作を始動した。音楽ではハリウッドで最も有名な音楽家の一人、ジョンウィリアムズ。『E・T』(82)や『ジュラシックパーク』(93)などの音楽を手掛け、スピルバーグ監督作品にはなくてはならないスタッフの一人である。壮大な映画音楽を得意としており、本作もハラハラドキドキさせるような音楽で物語を盛り上げている。撮影もスピルバーグの盟友ヤヌス・カミンスキー。スピルバーグ監督のほとんどの作品の撮影を担当している。そしてトム・ハンクス。『ターミナル』(04)や『ブリッジ・オブ・スパイ』(15)など近年のスピルバーグの社会派映画には欠かせない存在である。そんなオールスターメンバーによって製作されているのである。

本作は実話だと思えないほどドラマチックで少年漫画のような熱いストーリー展開の作品。手に汗握るシーンや、仕事にすべてをかけるキャラクター達の姿など見どころが満載になっている。社会風刺だけではない、仕事とどう向き合うか、友情とはなにかなどさまざまなテーマが含まれた作品になっているのである。

文:栗林 麻純

PICKUPオススメ情報(PR)