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Hollywood News – ハリウッドニュース

愛する家族のために覚悟を決めた男のストーリー!バイオレンスだけじゃない『ブラッド・スローン』

ブラッド・スローン

ニコライ・コスター=ワルドー主演『ブラッド・スローン』
Instagramより

大人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』でジェイミー・ラニスターを演じるニコライ・コスター=ワルドーが主演の映画、『ブラッド・スローン』が日本でも公開された。この映画はアメリカの刑務所の実態を描き、本国アメリカでも議論を呼んだ意欲作。劇中の暴動シーンは、リアリティを追求しエキストラには格闘家や本物の元囚人を使い、実際に大規模な暴動が起きたオールド・メイン刑務所で撮影が行われたという。しかし今回は、バイオレンスだけじゃないこの映画の魅力をご紹介したい。

■描かれるアメリカの刑務所のヒエラルキー
金融業界でエリートコースを歩み、リッチな生活、美しい妻と可愛い息子、そして親しい友人に恵まれ幸せな生活を送っていたジェイコブ。その彼がある夜友人との楽しいディナーの帰りに不注意で事故を起こし、同乗していた友人を死なせてしまう。裁判で不利と悟り、また友人を死なせてしまった罪悪感から罪を認め刑務所に入ることを選ぶジェイコブだが、実際に入所してみるとそこは想像以上の世界だった。刑務所内では、黒人グループとヒスパニックグループ、そして白人グループのギャング集団に分かれており、属さないものは餌食になってしまう。殺るか殺られるか、この世界を生き抜く術はただ一つ。監督のリック・ローマン・ウォーは、この映画のリサーチのために2年にも渡りカリフォルニアのボランティア仮釈放監察官として潜入取材を行い、アメリカの刑務所の問題点に気づかされたという。

■愛する家族のために
持ち前の頭脳と度胸でギャングとして頭角を現してゆくジェイコブ。やがて当初の予定より大幅に伸びた刑期が終了し、釈放されることに。こんな父親がいるよりは、と愛する息子に別れの手紙を書くジェイコブ。拒絶するジェイコブに、戸惑いを隠せない妻と息子の悲しい表情が痛ましい。しかし彼の苦悩はここで終わりではなかった。妻子の安全を人質に、これからもギャングとして協力するよう強いられる。その時ジェイコブが取った行動とは!?これは生き抜く為にギャングとしてのし上がり、そして愛する家族を守るために覚悟を決めた男の物語でもある。

■ニコライ・コスター=ワルドーが身体を張って演技
主人公のジェイコブを演じるのは、「ゲーム・オブ・スローンズ」や映画『キング・オブ・エジプト』(16)のイケメン俳優ニコライ・コスター=ワルドー。これまでカリスマティックな役で名を馳せたニコライだが、今作ではこれまでのイメージを裏切る凄みのあるキャラクターを好演している。甘いマスクを封印し、鍛えた肉体にタトゥーを施し、髭を蓄えて白髪まじりの髪をオールバックに。刑務所内でのシーンでは肉体づくりのため軍隊式腕立て伏せを行い、同房の囚人を肩車してスクワット。そして囚人同士の暴力もさることながら、武器など禁止されている物品を尻穴に隠すなど、これまでのイメージを覆す迫真の演技を見せている。

■海外ドラマファンにはたまらないキャスト
囚人仲間のショットガンに「Marvel デアデビル」のジョン・バーンサル、ジェイコブを見初めるギャングの大物ボトルズに「バーン・ノーティス 元スパイの逆襲 」のジェフリー・ドノヴァン、そして保安官を「POWER/パワー」のオマリ・ハードウィック、「24 TWENTY FOUR リブ・アナザー・デイ」のベンジャミン・ブラットが演じており海外ドラマファンにはたまらないキャスティング。それぞれ一癖も二癖のあるキャラクターで、彼らのドスの利いた演技も魅力の一つ。

注目度上昇中のイケメン俳優ニコライ・コスター=ワルドー主演の本作。胸に迫る迫力の映画に仕上がっている。

■『ブラッド・スローン』
2017年9月30日より大ヒット上映中
(c) Shot Caller Films,LLC. All Rights Reserved.

文:松坂 フジコ

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