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Hollywood News – ハリウッドニュース

ヒット作のキャスト決定秘話!オーディションの裏側に迫る

ベネディクト・カンバーバッチ

『スター・トレック イントゥ・ダークネス』のオーディションをiPhoneで撮影したというベネディクト・カンバーバッチ
(c)Imagecollect.

映画やドラマの成功を左右する大きな要因は、キャスト。『ハリー・ポッター』シリーズ(01~11)や『トワイライト』シリーズ(08~12)の映画化が最後まで熱狂的なファンに応援されていたのも、主要登場人物のぴったりな配役があったからだろう。それでは、この「ぴったりな配役」はどのように決まっているのだろうか。

まずは、映画やドラマの製作者が作品に必要な俳優の条件を決め、「キャスティングコール」という募集をかけるところから始まる。これには事務所経由と公募という二つの形式がある。たとえば、『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフ映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016年冬公開予定)に登場する少女の公募には、2万人の応募があったと英情報サイト「METRO」は報じている。

キャスティングコールに応えて事務所や個人から送られた顔写真やデモテープをもとに候補が多少絞り込まれると、次はオーディション。これに呼ばれた俳優は、キャスティング・ディレクターらの前で指定されたシーンを演じる。役に合っている可能性があると判断されると、「コールバック」といい、次のオーディションに呼ばれる。このように複数回のオーディションを重ね、最後の数人まで絞り込むのだ。コールバックの回数は製作者や俳優によって大きく異なり、1回で決まる場合もあれば30回も繰り返す場合もある。

キャスティングの最終段階であるテスティングでは、残った数人を一人に決める。このために、他の主要キャストの俳優と一緒に演技をして相性を確かめたり、実際に衣装や照明をセットアップして撮影してみたりする。『トワイライト』シリーズのオーディションでは、主役のベラ役に決まっていたクリステン・スチュワートが、恋人エドワード役の最終候補者4人それぞれとキスシーンを演じることで決定したという裏話もある。

しかし最近は、新たなオーディションの形もある。BBCドラマ「SHERLOCK(シャーロック)」でエミー賞を受賞したベネディクト・カンバーバッチは、映画『スター・トレック イントゥ・ダークネス』(13)のオーディションを自分のiPhoneで撮影し、監督に送ったと米情報誌「The New York Times」のインタビューで明かしている。スマートフォンで撮る動画の画質が良くなっていることの表れだろう。今後このように手軽なオーディションが広まることによって、より世界中からの応募が可能になりそうだ。

製作者たちの強いこだわりと入念なオーディションの結果が、ファンの納得するぴったりな配役なのである。有名俳優のオーディション映像はネットに上がっていることもあるので、一度探してみては?

文:小波 クレア

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