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『クレイマー、クレイマー』の感動再び!ラッセルやアマンダが参加熱望した名脚本

『パパが遺した物語』

親子のかけがえのない絆を描く『パパが遺した物語』
(C)2014 FATHERS & DAUGHTERS NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

『幸せのちから』(06)で世界中を涙で包んだガブリエレ・ムッチーノ監督が、小説家の父が娘に遺した一冊の小説を通して、親子のかけがえのない絆を描いた『パパが遺した物語』(10月3日日本公開)。主演のラッセル・クロウやアマンダ・セイフリードは本作の脚本を読んで、出演を熱望したのだという。

ラッセル演じる小説家のジェイクは、妻と幼い娘ケイティの3人で幸せに暮らしていたが、ある日事故で妻を亡くし、自分も後遺症に悩むことになる。その後執筆した小説は酷評され、経済的にも健康面からもケイティに対しての養育能力を疑われたジェイクは、すべてをかけた新作小説を書き始める。それは、自分と娘についての物語だった――。そして20年後、成長したケイティ(アマンダ)は心に悲しみを抱えていた。愛を見失い、自暴自棄に生きるケイティ。そんなある日、彼女は父の小説の大ファンだという青年と出会う…。

ブラッド・デッシュによって書かれ、2012年のブラックリスト(ハリウッドで映画化が実現していない優秀脚本を選定する賞)の10位に選ばれていた本作の脚本。彼は執筆当時を振り返り、「この物語のアイディアは、僕と妻の間に初めての娘ジュリアが生まれた時に思いついたんだ」と、娘を持つ父として、そして文筆家としての立場が脚本のきっかけになったことを明かす。

しかし、最初に執筆した時点では父と娘が暮らす過去の部分だけの物語だったそう。「何かが足りない気がしてね。もう一度この脚本に向き合い、成長したケイティが、両親を失ったことで抱えざるを得なくなった問題についての物語を追加してみた。この2つの時代の物語を一つに組み立ててみたら、それぞれがお互いに命を吹き込み始めたんだ!」と語り、過去と現在、2つの時間軸の物語がもたらした相乗効果を嬉々として語る。

この優れた脚本に注目したのが、プロデューサーのシェリル・クラーク。『クレイマー、クレイマー』『愛と喝采の日々』『普通の人々』といった感動的な親子の物語を愛するシェリルはこの脚本にとても惚れ込み、映画化を決意。映画『クレイマー、クレイマー』の要素を持つ脚本を長年探していたというムッチーノ監督も、この脚本を読むと「今まで読んだ中でも最高級の脚本だ」と、すぐに自分が撮るべき作品だと確信したという。

主演のラッセル・クロウは脚本を読んだ際ボロボロに泣き、読み終わった瞬間に参加表明の電話をかけたという。「あまりに感情を刺激された。心の深部に訴えかけてくるんだ。僕は脚本に影響されないと映画に携わらないんだけど、これは有無を言わせない強さがあった」と本作に対する強い想いを語っている。

同じく主演を務めたアマンダ・セイフライドも、脚本に魅せられた一人。キャスティングのためにいろんな女優に脚本を渡された中、彼女のエージェントは「アマンダにやらせてくれ」と毎日電話でアピール!「オーディションの際も一番熱心だったのが彼女だった」というプロデューサーの言葉からも、彼女の本作への熱意がわかる。

スタッフ・キャストが参加を熱望した本作だが、素晴らしい脚本に感化された彼らの熱い想いが画面から伝わってくる、感情を揺さぶる作品に仕上がっている。時代を超えて贈り届けられる父から娘への深い愛を、劇場で確認してほしい。

■『パパが遺した物語』
10月3日(土) 新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー他全国ロードショー
(C)2014 FATHERS & DAUGHTERS NEVADA, LLC. ALL RIGHTS RESERVED

文:ハリウッドニュース編集部

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