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『300』続編、丁寧に描かれたキャラクターの心象に注目!

『300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~』

待望の続編!『300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~』
(c) 2014 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.

歴史大作『300<スリーハンドレッド>』(2007)の待望の続編『300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~』が、ついに6月20日(金)全国ロードショーとなる。

物語は前作のジェラルド・バトラー演じるレオニダス王の死の直後から始まる。スパルタの戦士達、筋骨隆々の肉体美は今作も健在だ。テミストクリス役にサリヴァン・ステイプルトン。宿敵となる女戦士アルテミシア役にはエヴァ・グリーン。危険で美人でセクシーで妖艶な女性のエゴの部分を情調させ見事に演じている。

2人が先導する軍のぶつかり合い、男同士の戦いとは違う性格の違いや性別の違いを、男女間の関係性、エゴの延長のように描いているのが見どころ。
また神と化したロドリゴ・サントロ演じる「クセルクセル王」はスティーブン・ソマーズ監督の【ハムナプトラ】に出てくるイムホテップを彷彿とさせる。魔術とか出てきてしまうと、「あれアドベンチャー映画?」と一瞬思ってしまうところは個人的には残念ではあるが、「クセルクセル王」あまり出番もなく常識的にふるまうあたり次作への布石とも解釈することができる。

映像的には今作は海戦のシーンが多く、よりのシーンは交戦シーンがリアルでテンポよく、3Dとあいまって臨場感と観客が登場人物の動作に集中できるよう描かれ、引きのシーンは俯瞰で軍師の目線のようなミニチュア感がでて、心象的な部分をより表現することに重きを置いている。

前作のスパルタの不死身・屈強感はあまりなく、どちらかというとこの作品は心象部分を描いているので爽快感と言う意味では前作をこえていない。心象の先にある怒りや誇りという前作にあった高揚感があまり感じられず登場人物・国同士のパーソナリティを重視しているあたりはファンの評価も2つに分かれるところだろう。とはいえ交戦シーンは見応え十分なので娯楽としても十分楽しめる。是非前作を予習して見に行ってほしい。

余談ではあるが、エンディングの演出が『007カジノロワイヤル』のオープニング演出に非常に似ていて、出演しているエヴァ・グリーンと相まって不思議な感覚にとらわれた。最近だと『アイアンマン』なんかもエンディングタイトルデザインが似ている。もし興味があればエンディングまでみて比べてみるのも面白いかも。

■『300<スリーハンドレッド>~帝国の進撃~』
6月20日(金) 全国ロードショー<3D/2D/IMAX3D同時公開>
(c) 2014 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.

文:トミー スターク

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