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渡辺謙が菊地凛子に「そんなことですか、菊地さん」とツッコむ『シャンハイ』舞台挨拶

『シャンハイ』舞台挨拶

『シャンハイ』舞台挨拶で登壇した渡辺謙、菊地凛子、ミカエル・ハフストローム監督

渡辺謙と菊地凛子らが出演する米中合作映画『シャンハイ』(8月20日日本公開)の舞台挨拶付き試写会が、8月16日に東京・有楽町にて行われ、日本人キャストの2人とミカエル・ハフストローム監督が登壇した。

本作は、戦時中の1941年の上海を舞台に、アメリカ、中国、日本、ドイツと各国の思惑を背景に描かれるラブロマンス&サスペンス。

3人のあいさつの後、役どころについて聞かれた菊地は、「正直上映前なので(笑)、あんまり私の役どころをお話しできないんですが……」と前置きし、これから鑑賞する観客に気を遣いつつ、「この作品の中ではキーを握る日本人の女性を演じてるんですけど、彼女がある事件を目撃することによって進んでいくんですが……」と話しにくそう。すると、渡辺が「(観客の)みなさん、なかなか説明できないのがもどかしいのですが、サスペンス映画なのでご了承ください」と菊地に救いの手を差し伸べる。菊地は「……という感じです(苦笑)」と渡辺に乗っかった。

一方の渡辺は、「上海にいる、前線にいる諜報部員という役でした。エリート将校というのは海外に留学するんですね。彼(役柄のタナカ大佐)はドイツでもないアメリカでもない、彼のキャラクターからするとイギリスかもしれない、ということでイギリス英語を喋ったらどうだろう、とミハエル(監督)と話をしまして。英語をもう一回、いちから勉強しなおして、クイーンズイングリッシュをトライしました」と役作りを明かしてくれた。

本作が初共演となる2人のお互いの印象について聞かれると、まずは菊地が渡辺について「いや本当に、ざっくりとでっかくって大きな人なので」と始めると、「動物園じゃないんだから(笑)」と渡辺からツッコミが。「いえいえ身長とかじゃなくって(苦笑)、世界を舞台にしてる方だなと。謙さんの“いろんな方向からいろんなアイデアをもってやってみよう”という姿勢が勉強になりました」。

続けて、渡辺は菊地について「今はこんなヒールを履いているので大きいのですが実際は、ってそういうことじゃないですね(会場笑)。いろんな国で、いろんな監督と仕事しているので、ああやっぱ鍛えられてるなぁというところが随所にありました。集中力を保つ、俳優の体力みたいなものが鍛えられてるんだなぁと思いました」と認める。

さらに、渡辺のツッコミは続く。菊地が共演のコン・リーについての印象を、「女優さんってこういうのをいうんだなと。(撮影地の)タイで蚊が非常に多くて。私は虫除けいっぱいかけたりして対策してたんですが、隣にいるコン・リーさんは、まったく刺されることもなく。涼しい顔して、汗もかかず。ああ女優さんだなって感じで、非常に勉強に(笑)」と自分の発言に半笑いになりながらコメントしていると、すかさず「そんなことですか、菊地さん」と呆れ気味にツッコミを入れ、会場の笑いを誘っていた。

ウィットに富んだ、気の利いた大人なフォローを見せる渡辺に、ハリウッドスターの貫禄を見る。一方、菊地凛子は(知る人ぞ知る)ツッコミをしたくなるキャラクターだということが浮き彫りに。

そんな2人のことを、『1408号室』『ザ・ライト エクソシストの真実』などのハフストローム監督は、「(2人には)出演作を拝見してお願いしたので、素晴らしい俳優だとは知っていましたが、こんなにファニーな人だとは知りませんでした。ダークな題材ではありますが、現場はとても楽しかった。文化的な背景などをインプットしてもらい、そうやってキャラクターを作っていった。作品のムードに寄与してくれたと思う」と信頼を寄せていた。

最後に渡辺は、「戦争を題材にした映画です。昨日は8月15日で終戦という日だったのですが、70年前、太平洋戦争直前の歴史的な背景というのはあります。でも、ここで描かれているのは、男と女が必死で愛をつむぎながら生きていこうとした、そんな困難な状況でも生きていこうとしたドラマだと僕は理解しています。今年日本全体が揺らいでいますが、でもこうやって困難な時代でも生きていこうと、少しでもつながれる映画になったんじゃないかなと思います」と締めくくった。

ジョン・キューザック、チョウ・ユンファ、コン・リーといった各国の俳優が集まったスケール感のある作品で、2人は堂々と演じている。日本を代表する俳優の演技をとくとご覧あれ。

文:ハリウッドニュース編集部

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