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Hollywood News – ハリウッドニュース

ブレイク・シェルトンじゃ駄目?「今年最もセクシーな男」の結果にブーイングの嵐

ブレイク・シェルトン

今年最もセクシーな男性に選ばれたブレイク・シェルトン
(c)Imagecollect.

毎年恒例となった、セレブ情報誌「ピープル」が選ぶ「今年最もセクシーな男性」ランキング。2017年はカントリー歌手のブレイク・シェルトンが選ばれた。しかしこのニュースが流れるやいなや、ネット上には疑問の声が上がっている。

当初、最もセクシーな男性に選ばれたと知らされて「選ぶ人がいなくなったに違いないって思ったね」と少し自虐気味に発言していたブレイクだが、どうやら多くのネットユーザーはそうした彼の自己卑下にこそ賛同したよう。SNS上では「なぜ彼なの?」「もしかして男性みんな死んじゃった?」「彼が最もセクシーな世界になんて住みたくない」といった投稿であふれている。

早くもウェブメディア「インサイダー」では、ピープル誌が発表した翌日に「ブレイクに代わる、今年最もセクシーな男性」として31名もの著名人を挙げ、事実上の選び直しを開催。その中には、今年大きく話題になった映画『ムーンライト』や『ドリーム』に出演しているマハーシャラ・アリ、映画『ワンダーウーマン』でさわやかで頼もしい笑顔で女性を魅了したクリス・パイン、同じくアメコミ映画『キャプテンアメリカ』のクリス・エヴァンスなどが含まれていた。

なんだかブレイクがかわいそうに感じてしまうが、この背景にあるのは今のアメリカを物語るような国民感情かもしれない。それは、不人気が続くトランプ大統領や、業界人のパワハラ・セクハラなど、”権力を持った白豪主義”に対するネガティブな感情。実際これまでにブレイクがメディアに出るときに、例えば”鍛え抜かれた腹筋”や”整った顔立ち”といったような男性的なセックスアピールがポイントになったことはほとんどない。にもかかわらず「最もセクシーな男性」になったと聞き、大統領や映画プロデューサーといった白人男性を彷彿させてしまったようだ。「インサイダー」でも今回の結果が”白人的”であることに触れ、政治状況と同じように多様性が重要視されないアメリカの”今の価値観”がまた表に出たとやんわりと指摘している。

一方で、実際の彼を知る人たちはみな口を揃えて、彼の落ち着いた言動や、裏表のない性格といった人柄を魅力として挙げており、もしかすると今年のランキングでは、わたしたちに新しい「セクシーの定義」を示してくれたのかもしれない。歴代の男性セレブを振り返るとき、その時代に起きたことなども合わせて思い返してみてはどうだろう。

文:つれ しろこ

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