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Hollywood News – ハリウッドニュース

今こそ銃規制を!くりかえす悲しみにセレブ達も強く発信

ジョン・メイヤー

銃社会について思いをツイートしたジョン・メイヤー
(c)Imagecollect.

今月1日、アメリカ・ネバダ州ラスベガスは史上最悪の銃乱射事件現場となった。事件の背景にある銃社会アメリカの現実に、セレブ達も次々に素直な気持ちを叫んだ。

今年で3回目となるカントリー音楽のフェスティバル「ルート91 ハーベスト」は、3日間にわたりカントリー界のビッグネームが揃う人気のフェス。最終日のヘッドライナーとしてカントリー歌手のジェイソン・アルディーンがパフォーマンスするなか、2万人を超えるオーディエンスに向けて銃声が鳴り響いた。約10分間もの間、数百発というおびただしい数の鉄の塊が、音楽を楽しみに来た人たちの全てを奪う。その数は死者59名、負傷者は500人を超え、近年のアメリカにおける最悪の乱射事件となった。

著名人達は次々と追悼の思いをSNSで発信。嘆きと悲しみがタイムラインを埋め尽くした。さらに多くのセレブ達は、悲しみとともに未来に向けたアクションを促す。

俳優のマーク・ラファロは、母国アメリカを「近代国家でこれほどまでに銃の犠牲者が多い国」と嘆き、歌手ジョン・レジェンドもまた「こんな国は他にない、早く止めよう」と呼び掛けた。どちらもハッシュタグは「#GunCotrolNow(いますぐ銃規制を)」だ。
レディー・ガガは同じハッシュタグに加え、ポール・ライアン下院議長と、ドナルド・トランプ大統領のアカウントをつけて「早く対処を」と訴えた。女優エミー・ロッサムも大統領アカウントに向けて「ラスベガスが必要としてるのはあなたの追悼の思いじゃない、行動よ」と発信し、ファンの多くがリツイートなどで支持。さらに続けて「祈りの力も信じてるけど、そこにはもっと良い法律がないとだめなの」と銃規制を望んだ。コメディアンのビリー・エイチュナーは、2012年にコネチカット州のサンディフック小学校で起きた悲惨な銃乱射事件を挙げ「サンディフックのあとでさえ政府議会は何もしてない」と政府の行いを強く批判。

これらの背景にあるのは、まぎれもない銃社会であるアメリカの現状だ。特に、全米ライフル協会を支持し、自衛のために銃を保持する権利を高々と訴えたトランプ氏が大統領に当選したこともまた、多くのアメリカ国民を分断し続けている。

そこで、政治思想は一旦脇に置いて銃社会について議論しよう、と呼び掛けたのは、グラミー賞の常連でもある歌手のジョン・メイヤーだ。10連投にわたるシリアスな呼びかけで、現実社会をちゃんと見つめた上で問題解決に努めようと訴えた。あえて「”銃規制”や”ライフル”といったみんなが反応しやすい言葉は避けて気持ちを書くよ」と切り出しているのは、自身の怒りを爆発させないための努力なのだろう、健気さが胸を打つ。

これまで何十年も繰り返し議論されつつも何ら解決への前進がみえないアメリカの銃問題。名もなき命が等しく尊重される日はいつくるのだろうか。

文:つれ しろこ

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