子役から人気デザイナーへ!オルセン姉妹の華麗なる転身
最近スピンオフ版で人気が再燃しているドラマ「フルハウス」でデビューしたオルセン姉妹。10代の頃には2人揃ってテレビドラマなどで活躍し、かわいらしいルックスにおしゃれなファッションが大人気となった。今年で30歳を迎える彼女たちが立ち上げたファッションブランドが、今セレブから高い支持を受けている。
コンサバ系のアシュリー・オルセンとボーホーシックなメアリー=ケイト・オルセン
2004年にハリウッドの殿堂入りも果たしたた2人は、それまでキュートなお揃いファッションが定番だったが、2005年頃からそれぞれの個性がファッションでもはっきりと出てくるように。この頃、アシュレーはジャケットやモノトーンコーデが多いコンサバ系。一方のメアリー=ケイトはボーホーシックでカジュアルなファッションが目立つ。プライベートでのおしゃれっぷりも話題となり、スタバを片手に巨大なサングラスで街を闊歩する姿が度々パパラッチに撮影された。
大人になるにつれ、2人のおしゃれセンスはどんどん磨かれていき、2006年には最初のブランドThe Row[ザ・ロウ]をスタート。2008年にはファッション本「Influence」を出版し、影響された写真家やファッションについてのこだわりを熱く語っている。その後、Elizabeth and James[エリザベス・アンド・ジェイムス]など計4つのブランドでいずれも大成功をおさめ、ファッションデザイナーとして年商10億ドル(約1100億円)を超える売上を誇っている。
中でもとりわけ人気が高いのがThe Row[ザ・ロウ]。「VOGUE」誌でも大絶賛され、2011年にはニューヨークファッションウィークでランウェイデビューも果たした。キャメロン・ディアスは映画のプレミアでドレスを着用したこともあり、今年のアカデミー賞授賞式では、女優のマーゴット・ロビーが同ブランドのクラッチを持って登場した。
ブランドの公式インスタグラムのフォロワー数は56万人を超え、ミランダ・カー、ロージー・ハンティントン=ホワイトリー、ジェシカ・アルバといったおしゃれセレブたちもそのうちの1人。セレーナ・ゴメスやクリッシー・テイゲンはプライベートでも、ドレスや小物に至るまで様々なアイテムを愛用中で、オルセン姉妹の妹エリザベス・オルセンも姉達のデザインしたドレスがお気に入りのようだ。
これまでやりすぎファッションが酷評されたことも度々あったが、自分のセンスを信じて貫いてきた彼女たち。すっかり立派なデザイナーとなった最強の双子姉妹の今後の活躍にも目が離せない。