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キム・カーダシアンをセレブにした“逆境をプラスに変える力”とは?

キム・カーダシアン

現在最も人気のあるセレブと言っても過言ではないキム・カーダシアン
(c)Hollywood News

アメリカの経済誌「フォーブス」は今年の7月に、2011年5月から2012年5月の期間で最も稼いだテレビ女優トップ10を発表しました。1900万ドル(約16億円)を稼いだテレビドラマ「モダン・ファミリー」のラテン系女優ソフィア・ヴェルガラに次いで第2位を獲得したのは、1800万ドル(約15億円)を稼いだキム・カーダシアンでした。キムが現在のような大金を稼ぐ人気セレブになったのは、2007年に彼女を襲ったある悲劇が原因だったのです。

O・J・シンプソン事件裁判の弁護士団の1人として有名だったロバート・カーダシアンの娘として生まれたキムは、2007年の2月までまったく無名の存在でした。きっかけは、彼女がR&B歌手のレイ・ジェイと撮影したセックステープが流出し、それを販売しようとしたアダルトビデオ会社「ヴィヴィッド・エンターテインメント」を訴えたことでした。

キムの母親であるクリス・ジェナーは、オプラ・ウィンフリーのトーク番組「オプラズ・ネクスト・チャプター」に出演した際に、パニック状態のキムからセックステープが流出したことを初めて聞かされた日をふりかえりました。彼女は、「あれは最悪の日でした。どの母親も娘からそのようなことを聞かされたくありません。キムは大いなる苦痛を感じていました」と語りました。その時にクリスがキムに言った一言が、現在のキムのメンタリティーを形成したといっても過言ではないでしょう。クリスはキムに、「私たちはどんなことでも乗り越えることができる」と言ったのです。

その後、キムは同社を相手に訴訟を起こし、500万ドル(約4億2000万円)の和解金をもらうことで訴訟を取り下げたのです。さらに彼女は同年に「PLAYBOY」誌10月号の表紙を飾り、ヌードを披露したのでした。セックステープが販売され、そしてヌード写真が出たことで、キムの知名度は一気に上がりました。そして、同年の10月に放送開始となったリアリティー番組「Keeping Up with the Kardashians」に出演し、人気セレブとしての座を確立したのです。

不本意に自身の秘密のテープが流出し、それが販売されるということは女性としてかなりの屈辱だと思います。しかし、キムは、それを自身の知名度を高める手段だと考え、さらに同年にプレイボーイ誌でヌードになるという勝負に出たことで、ピンチをチャンスに変えたのでした。もちろん母親でありマネージャーであるクリスの存在が、彼女をしっかりと支えていたということは言うまでもありません。

逆境をプラスに変える力があるからこそ、キムは現在最も人気のあるセレブへと成長していったのでしょう。キムは自身の番組で常に、家族との人間関係、恋愛問題、そして病気などで悩み、涙を流して取り乱している姿を隠さず見せます。しかし彼女は、持ち前のプラス思考や家族のアドバイスでなんとか問題を乗り越え、ハッピーに笑っている姿を番組の最後で見せるのです。自分の人生を赤裸々に見せることを商売にしているキムは批判を受けることも多いのですが、ドラマチックな人生を送る彼女がしっかりと自分の中で問題を解決することが、その人気につながっているのだと思います。キムはどんな逆境にも負けない、ポジティブな魅力の持ち主なのです。

彼女が最も人気のあるセレブの座に君臨しているのは、しっかりとした理由があるのです。

文:村井 ユーヤ

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