クロエ・モレッツは厳格に育てられた“南部美少女”
『キック・アス』(10)に出演し美少女女優として人気者になったクロエ・モレッツは、ハリウッドで成功しても名声に溺れることはないようです。
クロエは、米国南部にあるジョージア州の出身です。伝統的に“礼儀正しさ”や“しつけ”に重きを置くと言われる南部の典型的な家庭に育った14歳の彼女は、どんなスターになったとしてもいわゆるディーバにはならないと言っています。
「母は、人々が私をお姫様扱いすることを許さないでしょう。うちではみんなが厳しくて、私が調子に乗らないように注意してくれるんです」と、クロエはイギリスの新聞「ザ・ガーディアン」に打ち明けました。
お母さんの厳格さは、例えば、「少しでもののしり言葉を口にしたら、私はその時点で退場」という家庭の決まりにも表れています。
実際のところ、このお母さんと4人の兄弟たちと暮らしていれば「クレイジーな言動に走る余地などないの」とも話すクロエ。『キック・アス』では過激な役どころでしたが、それは完全に演技だったのでしょう。素顔の彼女は、厳格な一家の行き届いたケアの下でまっすぐに育ったお嬢さんに間違いないようです。